ということで今回は遅らせグラップの対策です。いわゆるファジー系なのですが、プラチナ帯くらいから急にみんなやり始めるこのテクニック。僕自身もこれに助けられたこともあれば、逆に苦しめられたこともあります(´;ω;`)

このくらいの時めっちゃ使ってたし、使われてましたw
ただ、いまだに使うこともありますし、上級者帯でも使っていると思います。
簡単に仕組みも解説しながら対策も紹介していきます。特にキャミィであれば他キャラには出来ない対策もありますので是非!
では行こう!
※相変わらずモダンキャミィ前提で話を進めていきますのでご了承下さい
遅らせグラップとは?
まずここですね、すでに仕組みとかご存じであれば対策の方見に行っていただいてOKです。
全然知らん~とか、なんとなくわかってるけど~みたいな方は見ていってください。
ざっくり解説します。あまり深く知らなくてもいいです。何やってるかの概要が分かれば対策はできますので。
遅らせグラップとは

打撃と投げ両方をガードするテクニックです!!!

どういうこと???ってなった方、大丈夫です。僕も最初意味わからなかったのでw
というか、ここだけ聞くと
「え?最強じゃん!どっちもガード出来るならこれだけやればええやん!」
こうなってしまうんですね。ただ先に結論を言いましょう。
そんな甘くないです。選択肢としては弱い方の部類です。というかリスクが高いのにリターンがないです。ので守りの基本的なテクニックですが、対策を相手が知っていたら苦しい戦いになります。
では簡単に原理を解説しましょう。
基本的に起き攻めされるときに遅らせグラップを使うことが多いです。なのでその状況で解説します。
・打撃が来るタイミングではガード状態
・投げが来るタイミングでは投げ抜け
この2つの条件を満たすタイミングがあります。これを利用したのが遅らせグラップです。。。
???
となった方、まだブラウザバックしないでください。

まだ5分も経ってないでしょうに・・・
焦らずいきましょうw
ただ少しフレームとかの話をしないと理解が難しいので、ちょっとだけします。
例えばキャミィのメインコンボ
強アシスト>ターゲットコンボ>中アロー(ワンボタンアロー)
この状況から起き攻めで前ステップ2回すると+2Fの状況を作れます。

この後の起き攻めの選択肢として多いのは

ここで遅らせグラップをされると絶対に攻撃が通りません。


打撃はガードされるし、投げは抜けられる。
打撃と投げの両方を対処出来てます。
起き攻めされるときに使う場合起き上がるときに最速(連打など)ではなく、少し遅らせて投げボタンを押す。
投げをされるとき、最速で投げ抜けをする必要はなく、少し猶予時間があります。

時間にして約0.1秒(見てから抜けるのはほぼ不可能)
一方で打撃をされるとき、この時は起き上がり直後はしゃがみガードの状態にしておく。そうすることで打撃はガードしてくれます。
この時に投げボタンを入力していても投げが暴発することはありません。
打撃をガードしたことによってガード硬直が発生しているのでその時間は何を入力しても技が発生しません。これを利用して起き上がりの一定時間後に投げを入力する。そうすることで起き攻めでの投げと打撃を両方防ぐことが出来ます。
これが遅らせグラップの概要です。投げ抜け猶予の細かい時間とかは書きません。あくまで概要を知っていれば問題ないと思うので。
「最近起き攻めが全然通らなくなったなぁ・・・」
そう感じたら相手が遅らせグラップをやっている可能性が高いです。特にプラチナ~ダイヤ序盤にかけては。
なのでこれに対しても対策を持っておかなければいけません。なので対策を↓に書いていきます。
①遅らせグラップの対策(キャラ共通)
では実際に対策を解説していきましょう。まずはどのキャラでも使える共通の対策を解説。その後一部キャラでのみ使える対策について触れていきます。
まず1つ目の対策、

シミーですね、みんな大好きです。やったことなくても聞いたことくらいはあるんじゃないかなと思います。
一番シンプルですが、リターンも大きい行動です。
やり方は簡単
①後ろ下がりで投げの間合いから抜ける。
②相手の投げの空振りに対して打撃
相手の投げの空振りを見なければいけないので反応が早くないといけませんが、強攻撃始動が出来るので大きなダメージを取ることが出来ます。
キャミィでもラッシュなど使えば3000ダメージとか簡単に出せます。SAとドライブゲージ全部使えば5000オーバーも可能です。
なので起き上がりに遅らせグラップをやっている相手に対してここでシミー(後ろ下がり)

投げの空振りが見えたら強アシストからそのままコンボ!
一応↓強や中アシスト始動で強アシストへ繋げることもできますが、間合いがちょっと難しいので強アシスト始動でOKです。

とにかく慣れですね、シミーも簡単ではないです。どのくらいで投げの間合いから抜けることが出来るのか。相手の投げのモーションを見てから攻撃が間に合うのか。
簡単に見えてもやってみると意外と難しいです。ぜひ練習してみて下さい。
また、後ろに下がっている=ガード状態
なので相手の無敵技もついでにガードしてくれます。

これもシミーが強い理由の1つですね。
投げ抜けを狩るついでに無敵技もガードしてくれる。ただ、下段はガード出来ていない(投げ間合いから抜けてしゃがめればガード出来ますが難しい)
なので相手側はシミーして来る読みで下段攻撃したりしてきます。
シミーの負ける択としてはこの下段攻撃です。
②遅らせグラップの対策(キャラ共通)
2つ目の対策は垂直ジャンプです。

一応欠点というか、ちょっとタイミングがずれたりすると

相手の投げ空振りに反撃が確定しないこともあります。

垂直ジャンプするタイミングが遅いと相手の投げ空振りに反撃が間に合わず、逆に相手の対空技が間に合ってしまうこともあります。
なのでこれがよく起こってしまう場合は思っているよりも少し早くジャンプするようにしましょう。早すぎると相手が投げ抜けしてくれないのでこのタイミングはしっかりと覚えましょう。

こちらもついでにフォローしてくれる行動があります。それが一部の無敵技を回避してくれることです。
これもタイミングによりますが、結構起こるのはジェイミーとキャミィ。ルークやケンなどの所謂昇竜拳は上に判定が強いのでだいたいヒットしてしまいますが、一部キャラは回避できます。
あとはこの垂直ジャンプ、ドライブリバーサルの対策としても使うことが出来ます。
なので例えば無敵技を持っていないAKIやマリーザ、ダルシムなどに有効な行動でもあります。
これらが成功したときはジャンプ強攻撃から強アシストへ繋げてコンボに繋げましょう

めっちゃ火力高いです。
弱点としては、相手が起き上がりで何もしなかった場合。だいたい対空技で落とされます。
ただ、リターンがとても大きい行動なので是非覚えておいてください。成功したときはしっかりダメージを取る!
③遅らせグラップの対策(一部キャラのみ)
これは一部キャラ限定になります。もちろんキャミィは使えます。後はジェイミーとジュリも一応。
所謂とんおりが出来るキャラです。(キャミィのストライクみたいに空中で急降下して攻撃する技)
これが遅らせグラップにぶっ刺さります。

起き攻めでODストライク!
これが意外と強い。遅らせグラップ対策ですのでもちろんこれに対して有効です。
ただ、前回(2024年12月)のアップデートでヒットした際の有利フレームが変わってしまったのでリフトアッパーが繋がらなくなってしまいました。以前はここから火力出せましたら現在のバージョンでは弱攻撃(弱P)しか繋がりません。
ただ、それでも1500くらいダメージ取れるのでまぁ悪くないかなと。
ギリギリまで地上で相手に投げるよ~って圧をかけて直前で前ジャンプ。そしてODストライクです。
これの何が強いって、まず相手がガードで様子見。
つまりODストライクをガードさせます。この技はガードされても-2Fなので確定反撃がありません。なのでガードされても特に問題ありません。
そして次に相手が起き上がりに下段攻撃をしてきたとき、一方的に勝てます。起き上がりに中足でシミーを狩る行動をしようとした相手を上からストライクで踏みつける。
これも結構刺さりますね。特に相手側が中足ヒットしてラッシュでリーサルが見えているときとか。
ただ、下段攻撃はODストライクで勝てますが、立ち攻撃は負けることが多いです。なのでここは注意です。立ち攻撃の暴れは負ける可能性が高いです。タイミング等で変わるので一方的に負けが確定しているわけではないです。
あとはもう1つ。

起き上がりの前ジャンプ。これにも攻撃をヒットさせることが出来ます。これもタイミングによってはヒットしないこともありますが、基本的には当たることが多いのでそこまで気にしなくてOK
相手側としては早く画面端から抜けたいと思っているので起き上がりに前ジャンプすることも珍しくないです。
これに対しても

潰せます。そして空中ヒットになるので追撃もできます。ダメージ取りやすいスパイクでOKです。
SA3も入るのでリーサル見えているときは使ってもいいでしょう。
このように他の行動もついでに潰せてガードされても確定反撃なし。実は結構使える起き攻めODストライク。
ジャイミーも結構使ってくることあります。ジュリはガードされると確定反撃もらうのでほとんど使ってこないです。が、一応出来るということで触れておきます。

自分のドライブゲージには注意しましょう。余裕があるときだけの方がいいです。ギリギリ、またはバーンアウトしてまで使うのはめちゃリスク高いです。
仮にガードされてそこから投げで入れ替えられてしまった場合、自分が画面端を背負うことになります。ドライブゲージ少ない状況だとバーンアウト濃厚になってしまうのでやばいです。一気に不利状況、
なので自分のドライブゲージには細心の注意を払いましょう。
まとめ
ということで遅らせグラップの対策を3つ紹介してきました。
全て遅らせグラップの対策として使いますが、それぞれでついでにフォローできる行動が違ってきます。
なのである程度使い分けることで、相手の選択肢を狭めていくこともできます。
ずっとシミーしかして来ないなら起き上がりに下段攻撃を振るか、前ジャンプしちゃえばいい。
これを防ぐためにODストライクをする。など相手に色々考えさせることが重要です。逆の立場でも同じです。遅らせグラップばかりに頼っていると、相手のシミーや垂直ジャンプがかみ合って大きな反撃が確定してしまいます。
起き上がりの選択肢をいくつか持っておくことは重要です。
ぜひ色々覚えて、そして実践で試していきましょう!
動画ではもう少し深堀してますのでyoutubeで検索してみてください!
それでは皆さんよきスト6ライフをお過ごしください~